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物価は下落しても回避できそうなデフレスパイラル
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総務省が発表した1月の消費者物価指数は、前年と同じ水準となり、2007年10月から続いていた物価の上昇が止まる結果となりました。
原油価格が下落したことでガソリンや灯油の価格が急低下したほか、販売競争の激化を背景に薄型テレビの価格も大きく下落したことが、物価指数全体を押し下げました。
原油価格の下落や、販売競争の激化は、日本景気の悪化と直接的に関係ないといえなくもありませんが、1月の消費者物価の内訳を見ると、ガソリンや薄型テレビのほかに、洋服やノートパソコンの価格も下落していることが気がかりです。
洋服やノートパソコンの価格は、個人消費と逆の連動性が強いことで知られています。
つまり、個人消費が弱くなったので、洋服などは値下げしないと売れなくなったということです。

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