スポンサーリンク |
【東京市場】中国貿易黒字縮小でドル高
- 記事詳細
-
11日の東京市場はドル高、円高推移。
2月の中国の貿易収支で、輸出が大幅に落ち込んだことで貿易黒字が市場予想を大きく下回り、ドル買いにつながった。
中国輸出企業のドル売り・人民元買いの後退が連想された。
ドル円は本邦輸出の期末フローに上値が抑えられた。
この日発表された日本の機械受注は事前予想ほど弱くなかったものの、円買いの反応は限られた。
◆本邦輸出の円買い、ドル円やユーロ円の上値を抑える ドル円は機関投資家の買い観測の中、98.80台へ水準を切り上げた後、本邦輸出の期末の円買いから98円台前半へ下落。
中国の貿易黒字縮小を受けてドル高の反応となったが、円高フローを受けて戻りは抑えられた。
ユーロ円は125.70レベルまで円安推移した後、本邦輸出の売りから反落。
中国の貿易収支発表後、対主要通貨でドル高推移が勢いづいたこともクロス円を圧迫した。
ポンド円は136円台まで上昇後、134円台中盤まで反落。
◆中国の貿易黒字縮小を受けてドル高 この日発表された中国の2月の貿易収支で、輸出は前年比25.7%減となり、対主要通貨でドルが買われた。
輸出の事前予想は5.0%減だった。
2月の中貿易黒字額は48.4億ドル、事前予想は273億ドル。
ユーロドルは1.27台前半から1.26台前半まで100ポイント程度下落。
ポンドドルは1.3805付近から1.36台中盤まで下げ、昨日の安値を下抜いた。
豪ドル/ドルは0.6500付近まで堅調に推移した後、0.64割れまで反落した。

スポンサーリンク |