| スポンサーリンク |
【NY市場】ドル買い戻し、モデル系ファンドの買い
- 記事詳細
-
10日のNY市場はドル買いが優勢となった。
朝方はドル安傾向で推移したが、昼頃から主要通貨でドルを買い戻す動きが広がり、ロンドン市場でのドル安を打ち消す形となった。
ユーロドルは1.28台前半から1.26台前半まで下落、ドル円は98円台前半から98円台後半まで上昇した。
市場ではドル円でモデル系ファンドの買いが観測されていた。
ドルのリパトリ(資金回帰)が一巡してきたとの指摘もあるが、ドルを買う動きはまだまだ健在のようだ。
ただ、米国のファンダメンタルズ改善の兆しは乏しい。
きょう発表された1月の卸売在庫は前月比0.7%減と5ヶ月連続で減少。
企業は在庫調整に努めているものの、卸売段階での販売在庫比率は昨年12月の1.27ヶ月から1.30ヶ月へと上昇している。
◆ユーロドル反落、長期金利差はほぼゼロに ユーロドルは1.28台前半から1.26台前半まで下落した。
このところ、米欧の長期金利差が縮小している。
2月初旬に50ベーシス程度あった金利差は現在、ほぼゼロまで縮小。
需給悪化懸念で米国の10年債利回りが高止まりする中、欧州の10年債利回りは低下し続いている。
金利差縮小がユーロドルの上値を抑制しているようだ。
昨年末、市場関係者の間では財政悪化でドル売りとの見方が支配的だったが、今のところ、逆の結果をもたらしている。
ECB内部で意見の隔たりが出ていることも不安材料。
きょうはキプロス中銀総裁やアイルランド中銀総裁が金融緩和に前向きな姿勢を示す一方、ドイツ連銀総裁は個人的見解とした上で政策金利の下限は1%との見方を示した。
◆ポンド軟調、不安材料相次ぐ ポンド円は135円台前半、ポンドドルは1.37台後半まで下げた。
ユーロポンドやポンドスイスなど対欧州通貨でもポンドは弱含み。
英中銀が英国債や社債を買い取る事実上の量的緩和を決定したため、先週から英長期金利が急低下している。
英大手金融機関を巡る懸念が払拭されていないこともポンド相場を圧迫しているようだ。
| スポンサーリンク |
