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【ロンドン市場】ドル売りの動き リパトリの動き一巡との指摘も
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10日のロンドン為替市場はドル売りの動きが優勢となった。
特にドルを売る材料は見当たらなかったものの、このところのドルの急上昇から、警戒感も出ていたようだ。
またドルのリパトリ(本国回帰)の動きも一巡してきたとの指摘も聞かれる。
ユーロドルはロンドン時間が始まって買いが優勢となり1.27台に上昇。
また、ドル円は売りが優勢、一時98.25水準まで下落し、10日移動平均線に顔合わせしている。
◆ECB内でも金利については見方分かれる きょうもECB理事の発言が様々伝わっていた。
スマギECB専務理事は必要ならばゼロ金利もあり得るとし、ゼロ金利政策も許容範囲。
一方、 ウェーバー独連銀総裁は、個人的としながらも、政策金利については、利下げ余地はあるが、1%が限界との見解を述べている。
ECB内でも、この先の利下げについては意見が分かれているようだ。
◆ポンド、クロスでは軟調 ドル売りの流れの中でポンドドルは、上下動しながらも上向きの動きとなっていたが、対ユーロ、対円では軟調な動き。
英金融システムに対する懸念が強い他、きょう発表になった英鉱工業生産も弱い内容となるなど、英経済への懸念は依然として根強い。
ユーロポンドは一時0.92台に上昇していた。

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