スポンサーリンク |
今週のまとめ3月17日から3月21日の週
- 記事詳細
-
17日から始まる週は、週明け早々急激な円高進行と波乱のスタートだった。
ドル円は95円台後半と1995年以来の円高ドル安水準を記録した。
注目の米FOMC政策金利は0.75%の大幅利下げとなった。
今後の追加利下げへのノリシロが残ったとの評価もあった。
米大手証券会社の決算が相次いで予想を上回ったことが好感され、 ドル売りの動きは次第に反転していった。
週末にかけてはイースター休暇を控えてポジション調整色が強まり、 ユーロドルは1.54近辺と週初の高値1.59近辺から大きく値を下げた。
ドル円も100円台を回復する場面があり、円高ドル安リスクは一服した。
(17日) 週明けの東京市場は急激な円高・ドル安が進行しパニック的な状況となった。
前週末のNY市場が株安を背景に円高傾向で引けた流れを受けて、ドル円は 99円近辺から98円近辺へと下落して取引が始まった。
FRBが公定歩合を0.25% 引き下げ、JPモルガンのベアスターンズ買収も報道され、99円台に戻す激しい動き。
しかし、円買い圧力は強く、ドル円は一気に95.77まで3円超の急落を演じた。
95円台での取引は1995年以来の円高ドル安水準となる。
日経平均は一時500円超下落し、05年8月10日以来の1万2000円割れとなった。
クロス円も大幅安となる中で、ユーロドルは1.5905レベルと最高値を更新した。
ロンドン市場も、激しい相場展開となった。
序盤はポジション調整の動きが 選好して、ドル円は97.50レベルへと反発、ユーロ円も152円台から154円近辺へと 反発した。
しかし、米金融機関の損失拡大観測が根強く、欧州株が下落すると、 ドル円は96円台前半、ユーロ円は07年8月以来の151円台へと売られた。
英中銀が緊急オペを実施したが、ポンド売り圧力が強く、ユーロポンドは一時 0.79台に乗せて史上最高値を更新していた。
NY市場では、NY連銀製造業景気指数が予想を下回ったが反応薄で、関心は株式動向に 集まった。
ダウ平均株価はJPモルガンなど金融株が買われ、ドル円は再び97.50レベル へとショートカバーされた。
また、ユーロドルが一時1.57割れとなるなど、 全般にドルを買い戻す動きが中心となった。
(18日) 東京市場は、米FOMCを控え模様眺めムードが広がった。
ドル円は97円前後と、 前日のNY終値近辺での取引が続いた。
ユーロ円は152円台半ばから153円台前半、 ポンド円は193円台前半から194円台半ばでの上下動に留まった。
日銀総裁人事が話題となったが、政府が新たに提示した田波・国際協力銀行総裁に 民主党は難色を示し、混迷が深まる一方だった。
ロンドン市場では、米ゴールドマンサックス、リーマン・ブラザーズの決算が予想を 上回る結果となったことが好感されて株価が上昇、円売りの動きが強まった。
ドル円は97円台前半から着実な足取りで98円手前まで上昇、ユーロ円も153円台前半から 154円台半ばへと買われた。
また、ポンドが2.00近辺から2.02手前へと上昇して、 ドル安の動きを主導した。
ユーロドルも一時1.58ドル台へと買われた。
ユーロポンドに根強い売りがみられ、欧米投資家の利益確定との観測もあった。
NY市場は、米FOMC政策金利の発表を受けてドル買い・円売りが進行した。
序盤に発表された米生産者物価指数や住宅関連指標はPPIコアが予想を上回ったものの その他は強弱が混合して、為替相場に目立った反応は無かった。
東京時間未明に発表されたFOMC政策金利は0.75%の大幅利下げとなった。
市場では一部に1%の大幅利下げを期待する声もあったが、0.75%に留まったことが むしろ先行きの追加利下げの余地が残されていると好感された。
ドル円は序盤に98円台半ばへとじり高となっていたが、金利発表後一段高となり100円に タッチする場面もあった。
ユーロドルは1.57台半ばから1.56台前半まで下落した。
米株が急伸し、ダウ平均は前日比400ドル超の上昇で取引を終えた。
(19日) 東京市場は、円買い圧力が強かった。
早朝は円売りが先行してドル円は100.40台へと上昇。
しかし仲値前から輸出や海外ファンド筋の売りが集まり、99円割れへと大きく反落した。
ユーロ円も157円から155円近辺へ、ポンド円は201円台後半から198円台前半に値を下げた。
ユーロドルは1.56台半ばから1.57台を回復した。
次期日銀総裁が空席のまま、福井総裁は任期を迎えた。
ロンドン市場は、欧州株が売られて円買い先行で始まった。
ドル円は99円近辺から一気に 97円台半ばまで急落した。
ユーロ円は155円台後半から154円近辺に下落した。
ポンド売りも目立った。
英金融機関の損失拡大観測で英株式は金融中心に売られた。
また3月英中銀議事録では7対2での据え置きと公表され、市場の8対1よりハト派色が強かった ことも材料視された。
ポンドドルは1.99台へと200ポイント下落、ポンド円は196円割れと 3円超の大幅下落となった。
後半は米モルガンスタンレーの第1四半期決算が予想を上回ったことで株式市場が好転し、 円売りが強まった。
ドル円は99円台を回復、ユーロ円は155円台後半へと戻した。
NY市場は、イースター連休を控えてポジション調整色が強く、原油・金の急落につれて ドル買いが先行した。
ユーロドルは1.56台半ば、ポンドドルは1.98台前半で推移した。
米株式が引けにかけて売られたことで円買いも強まり、クロス円・ドル円は軟調だった。
ドル円は98円台半ば、ユーロ円は154円台前半、ポンド円は195円台半ばで引けた。
(20日) 東京市場は春分の日の祝日で、シンガポール、香港市場中心の取引となった。
早朝は、前日の流れを受けて円高水準から取引が始まったが、ポジション調整などから 次第に円が売り戻され、午後は狭いレンジ取引が続いた。
アジア株式市場は概ね好調も、豪株式は大幅安だったが円買いは限定的だった。
ドル円は98円台半ばから99円台前半に戻して揉み合った。
ロンドン市場はユーロドル中心にドル買いが強まった。
株価の上下動にクロス円が神経質n 反応しつつも、ユーロドルは一本調子で売られて1.56レベルから1.54台へと軟化した。
ポンドは英小売売上高が上振れしたことで上昇したが、対ドルでは軟調だった。
ドル円は一時100円台前半を回復したが、100円台は売り注文が厚く99円台前半に戻した。
原油先物が100ドル割れとなるなど、前日から引き続き商品市況が軟調だった。
イースター休暇が目前になって、これまでのドル売りポジションに調整が強まった点が 指摘されていた。
NY市場では米新規失業保険申請件数が悪化する一方、フィラデルフィア連銀景況指数は 予想よりマイナス幅が少なく、米株式は神経質な上下動から始まった。
(21日) 東京市場は朝方にドル円は軟化したものの、本邦輸入筋のドル買い・円売りで底固く 推移した。
日経平均が堅調だったことも円売り圧力を強めた。
ただ、100円に近づくと 上値も重くなり、その後は伸び悩んでいた。
本日は聖金曜日の休日ため欧州中心に市場参加者は限定的で。
NY市場にかけて動意薄 の展開となり、小幅な値動きに終始した。
ロンドン市場は休場。

スポンサーリンク |