スポンサーリンク |
第4回:お客様にとって分かりやすいFXを目指して
- 記事詳細
-
■FX業界よりも他業界に注目
約一年前、当社グループ代表の遠藤から、外為オンラインの社長を任せたいと告げられました。
それまで自分が、一企業の社長になると想像したことがなく、遠藤からの言葉を聞いたとき、驚きとともに不安が高まりました。
しかし遠藤が、今のままであれば全く心配していないので、自信を持って臨んでほしい、といわれ、社長に就任することを決心いたしました。
社長就任後の課題の一つは、更に多くのお客様に当社を認知していただくことでした。
お客様とより良い関係を築くことは、FX事業に参入した当初からの施策でしたが、更に多くのお客様に知っていただくためには、様々な施策を展開する必要があります。
施策を展開する上で、私は、できるだけ同業他社の動向を気にしないよう、心がけています。
同業他社の動向を気にすると、固定概念に囚われがちになってしまい、事の本質を見失う可能性があると考えているためです。
このため、現在は、他業種の企業に注目しています。
金融業界でいえば証券会社や保険会社ですし、お客様と向き合っているという点では、自動車や家電製品を扱う企業を注目しています。
我々がサービスを提供しているのは、あくまで一般のお客様であり、お客様は様々な趣向をお持ちです。
一般の方々に対してアプローチをしているのですから、金融業界の趣向で物事を考えてしまうと、大事なものを見失ってしまうな気がします。
仮に私がFX業界に属していなかったら、FXって何だろう?と考えるはずです。
もしかすると、FXというものに触れる機会もないかもしれません。
それは普通のことではありますが、我々には想像し難いことでもあります。
何が本質なのか? なぜこれが必要なのか? 我々はどうお客様にアプローチしていくか? といったことを常に考え、実行しているつもりです。
こうした考え方は、仕事だけでなく普段の生活においても、ふと頭を過ぎります。
例えば小さな飲食店に入ると、お客様の数や席の数を数えてしまいます。
そして、席数を数えてから、この店の売上、コスト、損益分岐点はと自然と考えてしまいます。
行列ができているお店を見れば、なぜこれ程の評価を得ているのかを分析しています。
■世界経済が減速する今こそFX業界のチャンス FX業界は、短期間で急拡大したこともあり、規制強化の必要性が指摘されています。
当社としても、こうした流れに則って、いち早く対応していく考えでありますし、当社だけでなく、健全なFX業界の発展のために、業界全体で取り組んでいく必要性があると感じております。
世界的に景気が減速する中で、FXの優位性は高まっていると思われます。
また、規制が強化されることで、FX業界のイメージも改善するでしょう。
おそらく、こうした状況だからこそ、FX業界全体にとって、今はチャンスではないかと思われます。
むしろ、こういった時だからこそ、敏感にアンテナを張り巡らせて、流れをつかんで行きたいと考えています。
為替は、海外旅行の普及もあって、一般の方々に馴染みやすいものとなっております。
海外旅行の際には、誰しもが円高、円安を意識した会話を日常的にされていると思います。
為替を商品として扱うFXは、そういった意味で一般の方々に受け入れられ易く、FX業界は、今後も拡大する市場であると思っています。
現在は市場発展の途上ということもあり、各社システムの改善、コストの低減などが注目されておりますが、将来は顧客サービスの拡充が必要と考えています。
自動車の場合、ある程度の性能が確保され、コストも下がりにくくなると、次は付加価値を求められます。
例えば、室内空間の高級感であったり、自動操縦のような、よりストレスなく運転ができるというものです。
F1マシンの場合、そういったものは必要ないのでしょうが、一般の方々にとって、自動車の楽しみ方はいろいろであり、付加価値的なものが評価の基準になる場合もあるかと思います。
FXをサービスする上でも、よりお客様に受け入れていただくのであれば、ユーザビリティに配慮し、また付加価値的なものを生み出す必要性があると思われます。
だからこそ、常にお客様趣向を意識したサービスを提供していくべきであろうと思いますし、それらを意識する上で、多くの物事に、より多くの目線で接していくことが必要不可欠であると常日頃より注意しております。
■資金運用のコツ、そしてもし100万円あったら何で運用する? 現在の立場では不可能ですが、できるのであればFXで運用したいです。
FX事業に参入した当初、あれだけ為替相場を分析したのですから、当時の考えを基に運用したいと考えます。
こういった相場ものは、いかにルールを定め、それを忠実に実行できる忍耐が必要になるかと思います。
システムを利用して、それらを抑制するのも一つの手段かもしれません。
少なからず、利益を求めるが故にリスク管理を怠ることが問題である認識を高める必要性があると思います。
■現在、夢中なことは? 暖かくなると海に出かけ、マリンスポーツや、クルージングを楽しんでいます。
長野県出身で近場に海がなかったためか、海への憧れは強いようです。
先日も下田まで出かけたのですが、海の景色を見ると、なんとも言えない興奮が沸き起こってきます。
子供の頃、車で海に行く途中、トンネルを抜けた時に海が一面に広がる、あの瞬間が何とも言えないくらい好きです。
海を見ると楽しくて仕方がないようです。

スポンサーリンク |