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【ロンドン市場】英中銀、量的緩和表明にポンド下落
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5日のロンドン為替市場では欧州通貨売りが優勢となった。
英欧の政策金利の発表があり、それぞれ予想通りに0.5%の利下げを実施した。
英中銀は同時に750億ポンドの資産を買取ることを発表し、量的緩和策を打ち出して来た。
資産買取の大半は中長期の英国債にあてるとのことから、英国債市場で利回りは低下、ポンドは売りが加速している。
一方、ECBも0.5%利下げを実施、、一部では大幅利下げを見込んでいた向きもあっただけに、予想通りの結果に買い戻しも入っていたようだ。
ただ、動きは大きくはなく上げは限定的。
◆ドル円売り優勢 GM、存続能力に多大な懸念を示唆 ドル円は底堅い動きをしていたものの、上値も重くなってきているようだ。
一時99.65近辺まで上昇する場面も見られたが、100円に接近すると、売り圧力も相当程度強まるようだ。
100円手前にはオプション絡みの売りが大量に控えているとの観測も強い。
ドル円は一時99.00近辺に下落する場面が見られた。
一部報道で、米GMがSECに提出した文書が明らかとなり、GMは継続企業としての存続能力に多大な疑念があるとの見方示し、事業継続できなければ破産法に基づく救済申請余儀なくされる可能性を示唆していたことが明らかとなった。
このニュースが伝わると、米株先物は下げ幅を拡大、つれてドル円も売りが強まった。
円相場については全体的に、欧州通貨安からクロス円の売りが強く、サポートとなっていたドル円が息切れ気味だったことから、円買い優勢といった状況となっていた。

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