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【東京市場】英欧の政策金利発表控えて小動き
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5日の東京市場は、前日の海外市場の動きに対する調整がメインだった。
温家宝首相がこの日の開幕した全人代で、景気刺激策の拡大にふれなかったことで、リスク回避のドル買いが入る場面はあったものの、値幅は限られた。
海外市場で英中銀やECBの金利発表が行われることも、値動きを狭くした。
豪ドル/ドルは弱い豪住宅建設許可件数もあって、前日の高値から100ポイント程度下落した。
◆注目イベント控えて売買見送り ドル円はNYクローズから下押す場面はあったが、値幅は狭く、99円台前半でもみ合った。
クロス円も同様で、ユーロ円は125円ちょうど前後、ポンド円は140円ちょうど前後で小幅に振幅した。
ユーロドルは1.26台中盤から1.26割れまで、ポンドドルは1.4200ちょうど付近から1.41台前半まで調整した。
東京午後は英中銀とECBの金利発表を控えてもみ合った。
豪ドル/ドルはドル安の調整の動きのほか、弱い豪住宅建設許可件数を受けて、前日の高値(0.6425レベル)から100ポイント程度反落。
終盤は0.64台前半で小動きだった。
◆温家宝首相、追加景気刺激策には言及せず 温家宝首相はが全国人民代表大会(全人代)で演説し、前年11月に発表された約4兆元(約58兆円)の景気刺激策の具体的な中身にふれた。
世界的な経済危機を乗り越え、中国は09年に8%の経済成長を達成できるとした。
ただ、この約4兆元の景気刺激策が6兆元、もしくは8〜10兆元まで拡大されるとの思惑もあったが、追加景気刺激策については言及しなかった。

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