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価格低迷の影で進む?中国の資源確保の動き
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3月2日付のチャイナデイリー紙が伝えたところによると、中国国家エネルギー局は今後3年間において沿岸地区9箇所で石油基地を建設するとの発表を行いました。
今回の発表によれば、建設されるのは処理能力3,000万トン級の製油基地3箇所、処理能力2,000万トン級の製油基地6箇所を含めた石油基地となっています。
また、一方の戦略備蓄原油に関しては、2011年までに2億8,100万バレルの備蓄能力を保有する施設建設が目標とされています。
これまで中国では、2004年3月から大連、渤海、黄島、岱山の4箇所で原油の戦略備蓄基地建設が進められ、2007年12月の渤海を皮切りに、正式運用が行われています。
ただ、この4箇所の原油備蓄量は総計で1,620万キロリットル、約1億189万8,000バレルに相当します。
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