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【東京市場】リスク回避主体もドル円は底堅い
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2日の東京市場では、株安を背景にリスク回避の動きが強まった。
先週末に発表された米GDPが悪化したほか、米株式市場の下値懸念が強く、円高・ドル高推移となった。
ドル円はクロス円の下げに連動して一時97円割れまで下落したが、下値は限られた。
本日決算発表を行う米AIGの追加支援報道も出ていた。
◆ドル円、下値限定でもみ合いに ドル円は97円台後半から97円割れまで下落。
株安の中、クロス円の下げに引っ張られ、先週末の安値に迫った。
ただ、本邦輸入や投資家の円売り・ドル買いが入ったことから下げ渋り。
クロス円は円高推移。
ユーロ円は122円割れまで下落し、先週末のNYクローズから4円近い下げとなった。
ポンド円は139.76レベルから137.72レベルまで下落。
ただ、それぞれ売り一巡後は買い戻しも入った。
◆ユーロ、東欧への追加支援策まとまらず軟調 ユーロドルは先週末の1.26台後半から1.25台中盤まで軟調に推移。
週末のEU緊急サミットで、東欧への追加経済支援が合意に至らなかったことが嫌気されたほか、リスク回避もユーロドルを押し下げた。
ポンドドルはポンド円の下げにつられ、1.42割れまで下落。
豪ドル/ドルはマクロ系の売り観測の中、0.6400付近から0.63割れまで下落した。
終盤にかけては、0.63台前半でもみ合った。

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