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米経済、来年半ばまでマイナス成長続く見通し
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−08年Q4 GDP改定値は−6.2%=09年Q1も−5%超か−
【2009年3月1日(日)】 − 先週末(2月27日)、米商務省が発表した2008年第4四半期(10-12月)実質GDP伸び率(季節調整済み、前期比年率換算)の改定値は−6.2%となり、リセッション(景気失速)だった1982年第1四半期(1-3月)の−6.4%以来26年ぶりの大幅低下となった。
速報値の−3.8%からの大幅下方改定となったが、市場予想の−5.4%も上回った。
これは、1976年以降では過去最大の下方改定となる。
この下方改定は、今後、米国経済のリセッションがかなり深刻な状況になっていくかを示すもので、2009年は1946年以降では最悪の年になる可能性が出てきたといえる。
また、今回の結果は、前期(7-9月期)の−0.5%に続いて2四半期連続のマイナス成長となり、これは、リセッションとなった1990第4四半期の−3.0%と、1991年第1四半期の−2.0%の2四半期連続マイナス成長以来17年ぶりとなる。

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