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ドル円を支えるかもしれないクラウディングアウトという現象
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26日のニューヨーク債券市場では、長期金利の指標である10年物米国国債が売られ、利回りは前日より0.07%高い2.99%で取引を終了いたしました。
26日の取引中、10年物米国国債の利回りは一時3.02%と、2月9日以来の水準をつける場面もありました。
国債の利回りが上昇することは、さほど珍しいことではありませんが、この日(26日)の米国株式市場は、下落しただけに、やや気をつけたほうがいいかもしれません。
一般に、株価が下がる場合、安全資産とみなされる国債の需要が高まるため、結果的に利回りは低下することになります。
不況時に株価が下がり、長期金利が低下することが多いのは、こうしたメカニズムによります。

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