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波、潮流、そして自己責任(御立尚資の「経営レンズ箱」)
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- 最近、子供の頃に海水浴に連れて行ってもらった時のことを、よく思い出す。おそらく幼稚園児ぐらいだったのだろう。海水浴とは言ってもまだほとんど泳げず、岸からさほど遠くないところで、浮き輪につかまりながら波遊びをするのが楽しみだった。 少し高めの波が来ると頭からもろに海水をかぶり、下手をするとしたたかに水を飲む。うまくやれた時には、波に乗ったような形で大きく体が持ち上げられ、次の瞬間には波と一緒にすべり落ちていく。これが楽しくて仕方がない。今思うと、随分単純なことで、心底楽しめていたものだ。 さて、こうやって波とたわむれていてふと気がつくと、岸から50メートルほど離れたところまで流されている。
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