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金市場の強気はどこまで続くのか
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東京工業品取引所の金価格(期先)は、2月24日に3,000円を突破し、3,046円で取引を終えています。
国内コモディティ市場において、金価格が3,000円を上抜いたのは、昨年10月01日以来、約5ヶ月ぶりのこととなります。
同様に、堅調な動きとなっていたNY金市場は、東京市場よりも一足早い2月20日に1,000ドル台という大台に達しました。
このように金価格が上昇している主な理由は、報道でも良く伝えられているように、世界経済の後退を受けて下落基調を強める株式市場、低迷感が強い債券市場、そして弱い者比べの様相を呈する為替市場をイヤ気した投資資金が、質への逃避として金市場に流入したことにあります。
その様子を顕著に表している指標の一つとして注目されるのが、超長期投資の代表格である金ETFの残高(SPDR(R)、Gold Shares、Gold Bullion Securities, New Gold Debentures、の合計)でしょう。

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