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【ロンドン市場】円安、ポンド買い進む
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週明けのロンドン市場はポンド円主導で円安が進んだ。
ポンド円は139円台まで買われ、ロンドン勢参加後に一時4円近く上昇した。
ドル円は94円台半ば、ユーロ円は121円台後半まで買われた。
材料難の中、ストップ注文の執行が相次ぐ展開だった。
英銀大手RBSの事業分割発表で悪材料出尽くし感が出たようだ。
市場ではユーロポンドでマクロ系ファンドのポンド買いも観測されていた。
◆ドル安続かず、方向性欠ける ロンドン市場のドル相場は全体として方向性に欠けた。
ロンドン勢の参加当初はドル安に振れたが、その後はまちまち。
ユーロドルがロンドン前半の高値から150ポイント下落する一方、ポンドドルはポンド円の上昇を追い風に上げ幅を拡大した。
◆ユーロポンド下落、トリシェ発言を嫌気か ユーロポンドは0.88台後半から0.87台半ばまで下落した。
市場ではマクロ系ファンドのユーロ売りポンド買いが観測されていた。
トリシェECB総裁は講演で金融システムは強い緊張に晒されていると指摘。
欧州の金融システムの脆弱性が嫌気される形となったようだ。

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