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発行日時: 2009-2-23 18:47

WTIの指標性

記事詳細
1.原油市況:2ヵ月ぶりの安値 原油相場(WTI、期近物)は2月に入り乱高下を繰り返しながらも下落基調が強まった。
OPECの追加減産観測が強まった1月下旬以降、原油相場は40ドル台で推移していたが、2月に入り米国の金融安定化の効果に懐疑的な見方が広がったことをきっかけに、金融市場全般が不安定な動きを強める中、原油市場でも相場の下落傾向が強まり、12日には33.98ドルと2ヵ月ぶりの安値をつけた。
その後も乱高下を繰り返したが、米国の原油在庫が予想に反し減少したことをきっかけに急反発し20日の終値は38.94ドルであった。
最近の原油の油種間スプレッド(価格差)をみると、WTI安の動きが1月後半以降に再び顕著となっている。
米クッシングの在庫が過去最高水準に増加しており、現物の過剰感がWTI相場の抑制要因となっている。
一方、原油相場の先物カーブをみると、依然として先高期待が強い状態が続いている。
また、先物市場における投機筋のポジションをみると、足元では投機筋の買い超幅が縮小しており、商業筋も含めた先物の建て玉についても、昨年秋からの増加傾向に一服感がみられる。
世界経済は悪化の動きが鮮明となっており、低迷が長期化するとの観測が広がっていることから、原油需要についても一段と下ぶれするリスクが大きい。
もっとも、原油需要の減少を連想させる材料への反応は小さくなっており、現在の相場水準に相当程度織り込まれてきたとみられる。
実際、ブレントやドバイなど、WTI以外の油種については下げ止まりの動きがみられ、WTIについても、クッシング在庫の増加といった特殊要因が徐々に解消されれば、下げ止まりに転じる可能性がある。
一方、欧米の金融システム不安が一段と強まり、金融市場全般で不安定な動きを強めており、リスク資産投資を縮小させる動きは原油相場にも影響を与えているとみられる。
このため、目先の原油相場は、金融市場の変動によりしばらくはもみ合う展開が予想されるものの、中国の景気対策が本格的に動き出す春以降は、徐々に下値を切り上げていく可能性がある。

リンクURL:http://www.pheedo.jp/click.phdo?i=c360dda2da72058a6b45e705233f4582 WTIの指標性への外部リンク
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