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【東京市場】シティへの追加資本注入報道でドル売り強まる
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23日の東京為替市場はドル売りの動きが強まった。
先週末のNY市場では米大手2行の国有化の憶測が流れ、ドル売りが強まったが、きょうの東京時間に米政府がシティグループに対し最大40%の追加資本注入検討しているとのウォール・ストリート・ジャーナル紙の報道が伝わると、一気にドル売りが強また。
ユーロドルは1.29台まで上昇、ドル円も92.80近辺まで一時下落している。
ロイター通信が米財務省のコメントを伝え、「特定の銀行との協議についてはコメントしない」としながらも、必要なら銀行の優先株を資本構造強化に普通株への転換も検討との発言も伝わっている。
銀行の国有化の行方が注目され、今晩のNY市場の動向を待ちたいところ。
◆ドル円 リバウンドの動きも一服 ドル円は93円台前半で東京市場が始まった。
ウォール・ストリート・ジャーナル紙の報道が伝わると、一時92.80近辺まで下落している。
ただ、NY時間の安値である92.50/60水準は維持された格好。
クロス円が上昇したこともサポートとなったようだ。
先週末の下げで、ボリンジャーバンドの上限から下に放れ、リバウンド相場も一服といった状況となっている。
目先の下値目標は10日線が92円台前半に来ており、ここを目指す可能性も出ている。
ただ、手前で跳ね返れば、リバウンド相場も継続しそうだが、一旦テクニカル的には様子見の雰囲気も。
◆ユーロドル 21日線突破 1.29台維持できればリバウンド相場も ユーロドルは一時1.2950近辺まで上昇した。
1.2950近辺にはオプション絡みの売りも観測され伸び悩んだものの、1.28後半の水準は維持している。
きょうの21日移動平均線は1.2890水準に来ている。
もし1.29台を確保できるようなら、リバウンド相場に入る可能性も出てくる。
目先は先週末のNY時間の高値1.2950水準を突破できるかどうか。

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