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デフレよりもインフレが心配な米国経済
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20日に発表された米国の1月の消費者物価指数は、前年同月比ゼロ(横ばい)と、物価上昇(インフレ)が止まる結果となりました。
インフレが止まったのは、1955年8月以来のことです。
いくつかの日本の報道では、このことを指摘し、米国でもデフレのリスクが高まっている、と報じています。
ただ、同じ消費者物価指数でも前月比でみると、総合指数は前月比プラス0.3%と、2008年7月以来のプラスを回復しています。
また、変動の大きい食品とエネルギーを除いたコア指数でみても、前月比プラス0.2%と、2008年8月以来の伸びとなっています。
機械的に考えれば、米国の物価下落に歯止めがかかりつつあるとも考えられます。

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