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【東京市場】全般的に小動き ユーロの調整も
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18日の東京為替市場は小動き。
欧州金融機関の決算を控えていることもあって、全般に様子見。
このところ売りが優勢となっているユーロは買い戻しの動きも出ていた。
ユーロ買い戻しの動きに、ドル円も調整の動きが出て、軟調な展開も見せたが、92円台は維持していた。
◆ユーロドル 12月ユーロ高の修正完了 ユーロドルは東京時間の早朝には一時1.2560近辺まで再び下落していたものの、急速な下げから短期筋のショートカバーも出てた。
また、1.2550より下ではアジア系中銀の買い観測も出ている。
一方、1.2600/20水準では売り圧力も強い状況。
米経済への警戒感から今年はドル安が進むと見込まれ、昨年12月にはドル売りの対象としてユーロが選択され、ユーロドルは1.25台から一時1.47台まで急上昇していた。
しかし、予想以上にユーロ圏経済への懸念も強く、今年に入ってユーロドルはピークアウト、じり安の展開を続け、前日の下落で12月の上昇分の修正が完了した格好となっている。
◆グリーンスパン氏 景気刺激策不十分 グリーンスパン前FRB議長の発言が伝わっており、米景気刺激策や金融対策は危機収束には不十分な恐れもあるとの見解を示している。
また、米住宅価格安定までに、なお数ヵ月要する可能性、また、長期金利上昇はインフレ圧力への懸念示す可能性も指摘している。
特に市場の反応は限定的だった。
◆最大300億ドルの政府政府支援を要請も 破産の選択は否定的 GMが経営再建策について、東京時間の朝方にコメントを発表。
政府の追加支援なければ、3月までに手元流動性が枯渇する。
政府に提出した新たな計画のもとで3月に20億ドル、4月に26億ドルの支援を政府に要請。
70億ドルの信用供与枠を含め、最大300億ドルの政府政府支援を要請したと述べている。
一部では破産法適用申請も選択肢にとの報道もあったが、選択肢としては残しているものの、「破産はコストが高く最終手段と考えるべき」とGMのワゴナーCEOも述べており、クライスラーも同様のコメントで、今のところは破産法適用申請を選択する気配は無さそうだ。

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