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【ロンドン市場】円高進行、ポンド乱高下
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17日のロンドン市場は円買いが進んだ。
ロンドン前半はクロス円を中心に円買いが先行。
ストップ注文を巻き込む形で円が全面高となった。
前半、ユーロ円は116円台後半から115円台後半、ポンド円は131円台半ばから129円台後半まで下げた。
ドル円は92円台半ばから91円台半ばまで売られ、東京市場での上げ幅をほぼ打ち消す動きを見せた。
後半はポンド円の急反発で円買い圧力が緩和。
ドル円、クロス円は前半の安値から切り返したが、米自動車大手(GM、クライスラー)の経営再建策を見極めたいとの見方も強く、反発は力強さに欠けた。
景気不安を背景に米欧の株式市場は大幅安となり、ダウ平均は1%超、英独仏の株価指数は2%超下げた。
株安がリスク回避的な円買いを促したようだ。
◆ポンド急反発、CPIは予想ほど低下せず きょう発表された1月の英消費者物価指数(CPI)は、前年比3.0%と予想(2.7%)ほど伸びが鈍化しなかった。
CPI発表後、ポンド円は129円台後半から131円台半ば、ポンドドルは1.41台前半から1.43台前半まで上昇。
指標発表を機に短期筋のショートカバーが先行した。

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