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【東京市場】 ユーロ売り強まる 金融不安根強い
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18日の東京為替市場はユーロ売りが強まった。
特に大きな材料が出た訳ではないが、前日も警戒感を集めたアイルランドの債務不履行や東欧経済への懸念が根強いようだ。
仲値を通過後一斉にユーロは売りを強めた。
ユーロドルは前日の海外市場の1.28台から1.2650近辺まで下落している。
ムーディーズは欧州新興国の経済危機は金融機関の格付けに引き下げ圧力を与えており、東欧金融機関の弱さが西側へ波及する可能性も指摘していた。
◆中川財金相、辞任意向示し円売りの動きも 昼過ぎに中川財務・金融相の会見が伝わり、予算が衆院通過したら直ちに辞表提出したいと、辞任の意向が伝わった直後、円売りの動きが強まった、ドル円は2月9日の高値92.40/50水準を突破、92.70近辺まで一時上昇した。
また、ユーロ円、ポンド円などクロス円も買いが強まり、ユーロ円は朝方の下げを取り戻した。
◆ドル円、リバウンド色強める ドル円は一時92.70近辺まで上昇、2月9日の高値92.45水準を突破した。
ボリンジャーバンド上限に既に到達、バンドを上へ押し上げる動きも出てきており、底堅さも見えてきている。
次の目標としては93円台に一目均衡表の雲の上限。
本日は93.85近辺に来ており、週内には93円台前半まで下げてくる。
93円台前半に上昇、その水準を維持できるようならば、100日線(本日94..30)も視野に。
◆豪中銀議事録、ハト派な印象 きょう発表になった豪中銀議事録(2月開催分)は、短期的GDP見通しは非常に弱い。
世界経済に対する逆風は非常に強く、豪経済に多大な悪影響を及ぼし続ける見通しなどと、ネガティブな見解も示されたことから、発表後、豪ドル売りも入っていた。
ただ、東京時間の豪ドルについては、ユーロの動きに連動する動き。

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