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NY株式 原油高や不調な決算で実体経済への不透明感強まる
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2008/04/23(水) 06:55
NY株式22日(NY時間16:40)
ダウ平均 12720.23(-104.79 -0.83%)
S&P500 1375.94(-12.23 -0.89%)
ナスダック 2376.94(-31.10 -1.31%)
CME日経平均先物 13595(大証終比:-25 -0.18%)
出来高(億株)
NYSE 13.11
ナスダック 19.49
22日のNY株式市場は下落した。
きのうの引けからきょうにかけて発表された 決算が不調だったことから、売りが優勢となった。
また原油高騰が止まらず、 過去最高値を更新していたことも、売りを誘った。
下げの割に金融株は比較的落ち着いた動きも示していた。
このところのような 金融株が相場全体の下げを主導する動きではなく、きょうは実体経済への不 安が売りを誘っていた面が強かった印象も。
ダウ採用銘柄ではデュポン、GM、メルクといったところがダウ平均の下げを 先導していた。
デュポンは4%下落したが、きょう発表した決算自体は予想を 上回る強い内容となった。
しかし、この先の実体経済の不透明感の強さから 景気敏感株である同銘柄には、材料出尽くし感も重なって売りが強まったよう だ。
またキャタピラーや3Mなど産業関連株も下落している。
一方、シェブロンやエクソンモービルといった石油関連株は好調を維持、 シティG、JPモルガンといった金融株の一角は買われた。
個別にヘルスケア最大手のユナイテッド・ヘルスが大幅に下落。
決算が予想に 届かず、通期見通しも下方修正している。
先物取引所のCMEも大幅に下落。
先物取引拡大で大幅な増収増益だったものの、こちらも決算が予想までは 届かなかった。
TIも業績見通しが弱く下落。
景気減速による携帯電話向けの 需要が落ち込むとしている。
ナスダックは大幅に下落。
実体経済への懸念は景気に敏感なハイテク株の 売りを強めた。
きのう大幅に上昇したアップルはきのうの上昇分を失って いる。
TIの業績見通しが弱かったことかから、電子部品関連は売りが強まった。
個別にユナイテッド航空のUALが36%急落。
第1四半期の赤字幅が拡大して おり、人員削減による一段の輸送能力縮小を発表している。
売上高は良好な ものの、原油高の悪影響を相殺できないようだ。
他の航空キャリアも大幅に 下落している。
ダウ採用銘柄 J&J 66.99(+0.67 +1.01%) ウォルマート 56.55(+0.17 +0.30%) P&G 67.47(-0.33 -0.49%) ホームデポ 28.52(-0.46 -1.59%) デュポン 50.16(-2.09 -4.00%) JPモルガン 45.65(+0.42 +0.93%) ボーイング 78.56(-0.53 -0.67%) シティーG 25.12(+0.09 +0.36%) キャタピラー 82.01(-1.32 -1.58%) バンカメ 37.00(-0.61 -1.62%) ユナイテッド 71.44(-0.65 -0.90%) AIG 45.27(-1.27 -2.73%) アルコア 35.70(-0.55 -1.52%) アメックス 43.97(-1.73 -3.79%) HP 48.17(-0.28 -0.58%) IBM 123.67(-0.68 -0.55%) GE 32.33(-0.13 -0.40%) AT&T 37.81(+0.22 +0.59%) 3M 81.18(-1.16 -1.41%) ベライゾン 35.73(-0.23 -0.64%) エクソンモビル 94.39(+0.13 +0.14%) マイクロソフト 30.25(-0.17 -0.56%) シェブロン 94.03(+1.33 +1.43%) インテル 21.99(-0.47 -2.09%) コカコーラ 59.89(-0.46 -0.76%) ファイザー 19.79(-0.41 -2.03%) ディズニー 31.29(-0.17 -0.54%) メルク 38.51(-1.12 -2.83%) マクドナルド 58.35(-0.32 -0.55%) GM 20.51(-0.76 -3.57%)

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