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【ロンドン市場】警戒感緩み、円売りの動き
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13日のロンドン為替市場、円売りの動きが強まった。
前日のNY株式市場が急速に下げを取り戻したことから安心感が出て、世界的に株式市場が底堅く推移、リスクへの懸念が弱まった。
ドル円は91円台後半まで上昇、ポンド円は133円台後半まで上昇している。
下値では日本の年金の大口買いも噂されている。
◆ユーロは軟調 GDP過去最悪に リスクへの警戒感も弱まり、欧州通貨は底堅い展開だったものの、ユーロは今ひとつの動き。
きょう発表になった10-12月期GDP速報値が前期比-1.5%と統計開始以来の悪化となったことから、ユーロは上値を抑えられた。
NY勢が参加してくるころには、前半の上げを失う格好。
3月の利下げ観測を一層強くした。
◆ポンドは堅調 G7に警戒も 特に上昇が堅調だったのがポンド。
ポンド円の上昇に支えられ、対ドル、対ユーロでも上昇した。
きょうからローマでG7が開催される。
為替については共同声明に目新しいものが盛り込まれることは期待されていない。
ただ、欧州各国からポンド安に対する苦言が出始めており、このことがG7の場で協議されるのではといった観測も根強く、警戒感もあるようだ。

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