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【東京市場】株高で円買いの巻き戻し
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週末の東京市場では円安が進んだ。
早朝は海外市場終盤の水準で揉み合いとなったが、昼頃にはポンド円、ユーロ円の上昇を機に円安に振れた。
ポンド円は129円台前半から131円台前半、ユーロ円は116円台半ばから118円付近まで買われた。
この間、ドル円は90円台半ばから91円台前半まで上昇。
暴落説が囁かれていた株式市場が堅調に推移したため、リスク回避の円買いが巻き戻される形となった。
市場では本邦勢による買いを指摘する声もあった。
◆ドル円以外ではドル安 ドル円以外ではドル安が進んだ。
ポンドドルは1.43台後半、ユーロドルは1.29台前半まで上昇。
前日の安値からポンドドルは250ポイント弱、ユーロドルは200ポイント程度切り返す形となった。
前日の海外市場では欧州通貨売りが先行した。
クロス円の上昇に連動する形で買い戻しが入ったようだ。
◆豪上院 景気刺激策法案を可決 豪上院は前日否決した景気刺激策法案の修正案を可決した。
修正案可決報道直後の反応は限定的だったが、豪ドルは対ドルのほか、対円、対NZドルでも上昇した。
豪ドル/ドルは0.66台手前、豪ドル円は60円台前半まで買われた。
なお、豪上院で可決された景気刺激策の規模は約420億豪ドル。
インフラ投資や中低所得層向けの一時金支給を目的としている。

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