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【東京市場】リスク回避の流れ続く、豪雇用者数は堅調
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12日の東京市場では、米金融安定化策の発表後からのリスク回避の流れが続き、ドル円やクロス円は上値の重い展開を続けた。
日経平均株価が大幅安だったことも円高要因だった。
この日発表された豪雇用統計で、失業率は市場予想を上回ったが、雇用者数が市場予想に反して減少せず、豪ドル買いが優勢となる場面もあった。
ただ、リスク回避の動きの中で豪ドルの上値は限定された。
◆株安でリスク回避 ドル円、クロス円は上値重い ドル円は株安を受けて90.40レベルから89.90レベルまで下落。
クロス円も上値の重い展開で、ユーロ円は115.96-116.62レベルで推移。
ポンド円は130.20レベルから129.16レベルまで軟化した。
リッカネン・フィンランド中銀総裁の「経済危機は長引き、拡大しているようだ」、「ECBは次回の会合で金利変更する可能性はあるが、まだ何も決まっていない」とのコメントが報道されたが、ユーロは特に反応しなかった。
◆豪雇用統計受けた豪ドル買い続かず、リスク回避の動きが圧迫 ユーロドルは1.28台中盤から1.29台中盤までしっかりと推移した後、1.2900前後でもみ合い。
ポンドドルは1.43台前半から1.4413水準で振幅した。
豪雇用者数が予想に反して減少しなかったことで豪ドル/ドルは0.6511レベルから0.6614レベルまで上昇。
ただ、株安を受けて上値は抑えられ、0.65台中盤まで反落した。
豪ドル買い/NZドル売りの動きも続かず、豪ドル/NZドルは1.2412レベルから1.2566レベルまで上昇後、1.24台前半まで往来した。

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