| スポンサーリンク |
【会社の寿命】企業の繁栄は、たかだか30年〜日本の100社ランキング調査−5(日経ビジネスが描いた日本経済の40年)
- 記事詳細
- 1983年9月19日号より 朝鮮特需で苦境脱出 「全品投げ売り」、「損を承知の大乱売」、ドッジラインのおかげでインフレの火の手は収まったものの世の中は金詰りの不況。こんな時世に、突如降ってわいたのが、朝鮮動乱による特需ブーム(7月)だった。 糸へん、金へんという流行語を生み出したこの特需の契約高は、初年が約3億2800万ドル。3年目には約5億ドルでピークに達した。この年の収入ランキングの上位を独占したのは、当然のことながら繊維、鉄鋼メーカー。この特需は日本経済を不況のドロ沼から救い出したばかりでなく、その後の経済自立のための設備更新のきっかけとなった。 一方、王子製紙、日本製鉄などの巨大企業分割と財閥解体は、新しい資本主義体制を生み出した。
| スポンサーリンク |
