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【会社の寿命】企業の繁栄は、たかだか30年〜日本の100社ランキング調査−1(日経ビジネスが描いた日本経済の40年)
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- 1983年9月19日号より 現代の花形企業が産声 こんな資料が残っている。「エ業学校卒業生の就職先は、明治19〜22年には官庁と教員が5割以上を占めたが、明治30年以降は民間の企業が過半数」。「官」から「民」へ。綿紡を中心とした初期の産業革命が完了、化学、機械から食品などへ技術革新の波が広がったのがこの時期だ。日本電気、電通、旭硝子、麒麟麦洒…。現在の産業界にあって、そうそうたる顔ぶれが、いくつもこの時期に産声を上げている。人材の面でも根津嘉一郎、小林一三、鈴木三郎助、豊田佐吉らが、独自の経営理念を持って船出した。 日露戦争の勝利を転換点として近代日本産業が離陸を始めた時期である。
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