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【会社の寿命】企業の繁栄は、たかだか30年〜日本の100社ランキング調査−7(日経ビジネスが描いた日本経済の40年)
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- 1983年9月19日号より 「モーレツ」から「のんびり」へ 戦後最大規模の山陽特殊製鋼の倒産(40年3月)、破綻に瀕した山一証券への日銀特融(同5月)暗い前奏曲とともに幕を開けた40年代の日本経済も第2幕にさしかかるや、一転してモーレツな成功、出世物語が展開される。カー、クーラー、カラーテレビのいわゆる“3C”が耐久消費財ブームの主役を務め、輸出の目覚ましい伸びも手伝って、40年からの「イザナギ景気」は4年9カ月の長命を記録した。GNP(国民総生産)が自由世界第2位にのし上ったのも43年のこと。 「大きいことはいいことだ」と、新日本製鉄(45年)、第一勧業銀行(46年)など企業の大型合併が相次いだ。
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