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【会社の寿命】企業の繁栄は、たかだか30年〜日本の100社ランキング調査−8(日経ビジネスが描いた日本経済の40年)
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- 1983年9月19日号より “高成長神話”の終焉 48年、降って湧いた石油ショックが、列島改造ブームに浮かれる日本経済の足元を突きくずした。“狂乱物価”、そして不況とインフレが同時進行するスタグフレーションの大波に翻弄され、翌49年には戦後初のマイナス成長を記録する。政府による躍起のテコ入れにもかかわらず、景気は「V字回復」どころか、落ち込んだままヘビのようにのたうつ「ん」の字不況。興人の倒産(50年)、安宅産業の破綻(52年)といった事件が、「企業・冬の時代」の到来を告げた。 やがて「減量経営」の合言葉のもと、景況はやっと上向くが、業種別・企業別に格差の開く「まだら模様」の回復を解読すれば、「ハードからソフトへ」「重厚長大から軽薄短小へ」と、産業構造の新しい変化の方向が浮かび上る。
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