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発行日時: 2009-2-11 22:23

【ロンドン市場】ポンド乱高下、他の通貨はNY待ち

記事詳細
11日のロンドン市場はポンドの乱高下が目立った。
材料は英雇用統計と英中銀インフレ報告。
英雇用統計で失業率は3.8%と市場の予想通りとなったものの、同時に発表になった失業保険申請件数は7.83万人と市場予想(8.9万人)を下回り、発表後、ポンドは買いが強まった。
しかし、英中銀インフレ報告が発表になると状況は一変する。
報告では、成長に大きな下振れリスクがあると述べ、1%の金利水準は刺激的ではなく、追加利下げの必要性についても言及。
また、キング英中銀総裁が同時に会見し、景気は深刻な状況、マネーサプライを拡大するために追加利下げが必要と述べ、ほぼ3月の利下げを予告した格好となった。
前回の金融政策委員会(MPC)後、利下げ打止め観測も出ていただけに、きょうの報告はサプライズな内容となっている。
ポンド円は英雇用統計発表後に131円近辺まで上昇後、一時128円台まで急落する粗い値動きとなった。
◆ドル円、ユーロ円は小動き ドル円、ユーロ円は小動きが続いた。
きょうのロンドン市場はポンドの一人舞台で、他の主要通貨は、NY市場の動向待ちといった雰囲気。
ドル円は一時89.70近辺まで下落する場面もあったものの、89.60/70水準にまとまったサイズの買いも観測され、サポートされている。
また、きょうのNYカット(日本時間0:00)で、まとまったサイズの権利行使価格90.00のオプションの清算が観測されており、それに絡んだ動きも見られたようだ。
ユーロ円も116.50水準を挟んでの小幅な上下動が続いた。
◆官民共同ファンド 民間はあくまで商売! 昨日のNY時間に発表になった金融安定化策は具体性に欠けるとして、市場はネガティブな反応を見せた。
今回の安定化策の軸は銀行の不良資産を買い取るファンドを官民共同で設立するというもの。
最大1兆ドルまで買い取るという。
金額は妥当な額ではあるが、出資比率や具体的に、どの民間に依頼するのか、また資産買い取り価格の査定基準など不透明なところが多い。
実際、住宅価格が下げ止まらない中、市場で値段がつかない資産を査定するのはかなり難しい。
共同ファンドの出資に民間がスムーズに応るかどうかは査定価格次第だろう。
高ければ不良資産を拠出する銀行にとっては好条件となるが、出資する民間にとっては魅力が減少する。
一方、査定が低ければ自己資本の問題もあり、評価損は更に出るかもしれないが、保有した方が将来的に得策として、銀行が敬遠するかもしれない。
政府は支援であるが、民間はあくまで商売であるということ。
なお底が見えにくい資産に対して、どの様な査定価格を設定できるのか注目したいところ。

リンクURL:http://www.pheedo.jp/click.phdo?i=8f19048729b4fa5d0bb11818f376673e 【ロンドン市場】ポンド乱高下、他の通貨はNY待ちへの外部リンク
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