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【東京市場】リスク回避で円高、米金融安定化策に不透明感
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10日の東京市場では、米金融安定化策からバッドバンク構想が外れるとの報道を受けて米株価先物が軟調に推移し、リスク回避の動きとなった。
ただ、詳細は不明なものの、新バッドバンク構想に関する報道もあって、ドル円やクロス円の下げは午前で一巡した。
英BRC小売売上高が8ヶ月ぶりに前年比プラスとなったことで、ポンド買い・ユーロ売りの動きもあった。
◆米金融安定化策への不透明感から株安・円買い 米金融安定化策からバッドバンク構想が除外されるとの報道が出たため、ドル円はクロス円の下げにつれて91円割れまで下落。
その後、91.65レベルまで切り返したが、終盤にかけては91円台前半でもみ合った。
クロス円では、ユーロ円が119円ちょうど前後から116.60レベルまで、ポンド円が136円台中盤から134円台中盤まで下落した。
売り一巡後も戻りは鈍く、それぞれ上値は重かった。
ユーロ円には本邦機関投資家や本邦実需の売りも観測された。
◆リスク回避と対ポンドでのユーロ安でユーロドル軟調 リスク回避の動きの中、ユーロドルは1.3000前後から1.2810レベルまで下落。
英経済指標を受けたユーロ売り・ポンド買いもユーロドルを圧迫。
ユーロポンドは0.8733レベルから0.8638レベルまで下落した。
ポンドドルはリスク回避のドル高推移を受けて1.4912レベルから1.4771レベルまで下げた。

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