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資本が作る会社か、人が作る会社かを見極めよ(泥亀サバイバル〜金ぴか偉人伝・2)
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- (イラスト:茂本ヒデキチ) (前回から読む) 1914年7月、サラエボでオーストリア大公が銃撃されたのを機に、欧州各国の軍隊は総動員を発令した。そのまま開戦。ドイツ、オーストリア、トルコ、ブルガリアの同盟国とイギリス、ドイツ、フランスを中心とする連合国による第一次世界大戦が始まった。 日本政府は、日英同盟の義理をはたそうと連合国側につき、参戦を表明した。 山下亀三郎は、戦火が欧州を覆ったと聞き、やきもきした。 早耳の情報通らしく、「ここらで一発ドカンと始まりそうだ」と戦乱の臭いをかぎつけて、船腹を急拡大していた。短期間で社有船7隻、受託船5隻の12隻体制へ船腹を拡張していたのである。
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