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【ロンドン市場】米雇用統計控えて調整、カナダは雇用悪化で急落
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6日のロンドン市場では、ポンドやオセアニア通貨が堅調に推移する場面はあったものの、米雇用統計の発表を控えて次第に売買手控えムードが強まった。
ただ、米景気悪化の煽りを受けてカナダの雇用統計が大幅に悪化したことでカナダは大きく売られた。
この日発表された英鉱工業生産、英製造業生産高は弱く、英生産者物価指数は強めの結果だったものの、特に材料視されず。
独鉱工業生産は市場予想よりも悪化したが、反応は軽微。
◆ドル円、クロス円、米雇用統計控えてポジション調整主体 ドル円、クロス円は米雇用統計を控えたポジション調整からしっかりと推移した後、手控えムードが強まった。
ドル円は90円台後半から91円台中盤まで、ユーロ円は115円台後半から117円台前半まで水準を切り上げた。
ただ、ロンドン昼前頃から調整色が強まった。
ポンド円はポンドドルの堅調推移を受けて132円台中盤から134円台後半まで上昇後、133円台中盤で取引された。
カナダ円はカナダ雇用統計を受けて73.90レベルから72円台中盤まで下落。
◆カナダ、雇用統計の大幅悪化で急落 カナダの雇用統計が大幅に悪化したことや、原油安も手伝ってドルカナダは1.2339レベルから1.2539レベルまでドル高・カナダ安推移。
ユーロドルはユーロ安・ポンド高の動きに圧迫され、一時1.27台中盤まで下落。
その後、ユーロ売り・ポンド買いが緩むと1.2800ちょうど前後まで切り返した。
ポンドドルは昨日の流れを引き継いで1.4768レベルまで上昇した。
英銀のポンド買い観測があった。
ただ、他の英銀からポンド売りも入り、次第に伸び悩んだ。
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