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【東京市場】円安一服、雇用統計を警戒
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東京市場では海外市場で進んだ円安が一服した。
ドル円は91円台前半から90円台後半、ユーロ円は116円台後半から116円台前半へと調整した。
雇用統計を警戒した利益確定売りが出たほか、円安進行で輸出勢の売り注文も入った。
日経平均は一時200円超買われたが、株高には反応薄だった。
◆ユーロドル軟調、トリシェ総裁は3月利下げ示唆 ユーロドルは弱含みで推移した。
東京市場では一時1.2760レベルまで売られ、前日の海外安値に並んだ。
ECBは5日、政策金利を2.00%で据え置きとした。
金利発表後の会見でトリシェ総裁は3月の利下げを示唆。
市場では元々3月利下げを見込む声が強かったが、総裁発言を機に改めて金利先安感が織り込まれているようだ。
ただし、総裁は利下げ幅はデータ次第として明言を避けている。
◆豪中銀 成長、インフレ見通しを下方修正 豪中銀は四半期金融報告で豪州の成長、インフレ見通しを下方修正した。
同報告によると09年6月期のGDP成長率は0.25%となる見通し。
昨年11月時点では1.5%の成長率が見込まれていたため、今回の見通しは大幅な下方修正となる。
発表後、豪ドルはやや売られた。
豪ドルは対円、対ドルで30ポイント前後売られた。
ただ、その後は下げ渋るなど景気見通し悪化に対する反応は限定的。
豪中銀は政府の景気刺激策と利下げが景気の緩衝材になると述べていた。

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