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【東京市場】レンジ取引続く
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東京市場では主要通貨が概ねレンジ取引となった。
金利発表に対する警戒感でポンドやユーロが弱含む場面があったが、値動きは限定的だった。
ドル円は89.20-50レベルで推移した。
材料難で様子見が強く、売買を手控える向きが多かった。
◆水野審議委員 ハト派色鮮明に 11時過ぎに水野日銀審議委員の発言が伝わった。
水野氏はタカ派の審議委員として知られるが、事態はハードランディングの様相を呈していると述べるなど、景気悪化について非常に強い危機感を示していた。
ただ、水野氏の発言について円相場の反応は限定的だった。
◆欧州通貨 利下げ観測で一時売られる 東京市場では朝方、一時欧州通貨売りが進んだ。
ユーロドルは一時1.28割れ、ポンドドルは一時1.44割れ寸前まで下げた。
きょう発表される英国及びユーロ圏の政策金利が警戒された。
英国については0.5%の利下げが確実視されているが、一部では1.00%の利下げを見込む専門家も存在している。
また、ユーロ圏については金利据え置きが確実視されているが、急速な景気悪化でECBは利下げを余儀なくされるとの見方が出ていた。

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