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動き出した“もの言う株主”(インド発 Business Today)
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- 「Cry freedom!」 米億万長者カール・アイカーン氏は2006年2月、ほかの投資家と組んで韓国のたばこ会社「 KT&G」の買収に乗り出した。同社のたばこ事業の価値が同業他社に比べて大幅に割安になっていた点に目をつけたのだ。主力でない朝鮮人参の事業や不動産事業などを売却し、得た収入を配当や自社株買いで株主に還元すれば KT&Gの企業価値を高められる、との狙いだった。 KT&Gの経営陣は2006年8月、買収を仕掛けたアイカーン氏ら「アクティビスト(経営陣に対して積極的に経営改善や増配などを要求する株主)」の圧力に屈する形で、1200万株(発行済み株式数の7.5%)の自社株買いと40%の配当金引き上げを発表した。

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