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【東京市場】株高、方向性に欠ける
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4日の東京市場は方向性に欠けた。
朝方は仲値公示にかけて円高に振れた。
ユーロ円は116円台半ばから116円割れ、ドル円は89円台半ばから89円台前半まで売られた。
仲値公示後は材料難で様子見。
ドル円、クロス円は揉み合いに転じた。
午後に入ると米国の景気回復期待で日経平均が200円超上昇。
リスク投資に安心感が出たことで緩やかな円安傾向に転じた。
ドル円は89円台半ば、ユーロ円は116円台後半まで水準を切り上げた。
◆豪ドル 強い小売統計に反応鈍い 東京市場では9時30分に豪小売売上高が発表された。
結果は前月比3.8%と予想の1.4%を上回り、08年最大の伸びを記録した。
発表後は豪ドル買いの反応がみられ、豪ドルは対円、対ドルとも30ポイント程度上昇した。
ただ、その後は利益確定売りで反落。
市場では日系や米系の投資家による売りが観測されていた。
◆ドル円 ほぼレンジ相場 ドル円は89円台前半から89円台半ばで推移した。
仲値公示にかけて一時円高に振れる場面もあったが、下値は限定的。
後半には89円台半ばまで水準を切り上げるなど円安傾向で推移した。
東京市場での値幅は30銭程度。
きょうはISM、ADPなど雇用関連の米経済指標が相次ぐ。
注目イベントを見極めたいとの雰囲気が強かった。

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