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【東京市場】円相場は往来、不透明感払拭できず
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3日の円相場は往って来いの展開。
日銀が銀行保有株の買い入れを表明すると株高・円安に振れたが、その効果を疑問視する見方もあり、株高・円安は持続しなかった。
ドル円は90円付近まで買われたが、日経平均が下げに転じたため、取引終盤にかけて上げ幅を帳消しとした。
◆豪中銀 1.0%の利下げ、発表後は豪ドル買い 豪中銀は政策金利を1.0%と引き下げ、3.25%にすると発表した。
市場では利下げ幅が0.75%になるとの見方も相当数出ていた。
利下げ直後の反応は豪ドル買い。
豪ドル円は57円付近から57円台後半、豪ドル/ドルは0.63台半ばから0.64台前半まで買われた。
イベント通過で一旦ショートカバーが先行したようだ。
なお、豪中銀は今後の利下げに関する言及を避けている。
◆日銀銀行保有株 買い入れ計画の概要 買い入れ総額 1兆円 買い入れ期間 認可取得後、準備整い次第〜10年4月末 買い入れ対象 BBBマイナス相当以上の上場株式 買い入れ価格 時価 買い入れ上限 各金融機関ごとで2500億円 買い入れ後 12年3月末まで取引所市場における売却を行わない ※日銀は02年11月〜04年9月末まで株式買い入れを実施している。
その際の買い入れ累計額は20180億円。

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