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【ロンドン市場】英金融不安再燃でポンド安&リスク回避
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2日のロンドン市場では、英バークレイズの長期債格下げを受けて株安となり、リスク回避の円高やドル高の動きが出た。
ただ、ポンド安・ユーロ高が加速したことで、ユーロドルの下値はサポートされた。
ポンドドルは先週末のNYクローズから400ポイント超の下げとなった。
この日発表された英製造業PMIの改善は材料視されなかった。
◆株安で円買い強まる、英金融不安は根強い ドル円は89.70レベルから89円割れまで軟調に推移。
金融株中心に欧州株式市場が下落したことで円買いが強まった。
米バッドバンク構想が難航するとの見方も米株価先物を圧迫した。
株安が一服すると、89円台前半まで水準を切り上げた。
クロス円もリスク回避で軟調。
ユーロ円は114.20レベルから113.12レベルまで下落。
ただ、ユーロドルが反発すると、ユーロ円も下げ渋った。
ポンド円はポンドドルの急落もあり、129.20レベルから125.30レベルまで軟調推移。
◆英バークレイズの長期債格下げでポンド安加速 米格付け会社ムーディーズが英バークレイズの長期債格付けを引き下げたことで、ポンド売りが活発化した。
ポンドドルは1.4410レベルから1.4051レベルまで、ユーロポンドは0.8831レベルから0.9080レベルまでポンド安推移。
ユーロドルは、今週のECB理事会での利下げ観測やリスク回避で軟調に推移する場面もあった。
ただ、1.2700レベルのオプションバリアーが下値を支えたほか、ユーロポンドの急伸もあって1.2800付近まで反発した。

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