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【東京市場】ユーロ安、追加利下げ・一部離脱説で
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週明けの東京市場ではユーロ売りが優勢だった。
今週の理事会でECBが追加利下げに踏み切るとの見方が出たほか、先週伝わった一部加盟国がユーロを離脱するとの噂が嫌気された。
ユーロ円は一時113円台後半、ユーロドルは一時1.27台前半まで下落。
ユーロポンドは週末終値から反発したが、失速した。
東京市場では0.88台前半から0.88台後半でほぼレンジ取引だった。
◆豪ドル下落 財政収支が赤字転落 豪ドルは大幅利下げ観測や財政収支の赤字転落を背景に下落した。
市場では先週前半まで0.50%の利下げ予想が大勢を占めていたが、NZ中銀の1.50%の利下げを機に1.00%の利下げ予想が主流となった。
市場ではより大幅な利下げを織り込む動きが続いているようだ。
昼頃にはラッド豪首相が税収減で予算が赤字になると発言。
これを機に豪ドル円は56円台半ば、豪ドル/ドルは0.63割れ寸前まで下落。
◆ドル円 弱含み ドル円は89円台半ばから90円付近で振幅。
クロス円同様、円高傾向で推移したが、下げは限定的だった。
市場では米国のバッドバンク構想を疑問視する見方も出ているが、市場の視線は米国外の材料(ユーロ離脱説など)に注がれているようだ。

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