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発行日時: 2009-2-2 14:20

在庫が増加しても底堅い原油相場

記事詳細
1.原油市況:40ドル前後の推移が続く 原油相場(WTI、期近物)は、1月に入って40ドル前後の推移が続いた。
12月までのような下落トレンドではなくなっているが、価格変動率はかなり大きい。
昨年12月19日に一時32.40ドルと5年ぶりの安値をつけた後、オバマ新大統領の景気対策への期待感やイスラエルのガザ侵攻による地政学リスク懸念などを背景に1月5日には48.81ドルまで上昇した。
しかし、再び金融不安による景気減退懸念が強まったこと、パレスチナでの停戦などを材料に20日には32.70ドルと1ヶ月ぶりの安値を記録し、OPECの追加減産観測やドル安などを材料にした商品買いの思惑によって23日には一時47.00ドルまで上昇した。
その後、米国の原油在庫が大幅に増加したことや、OPECの減産観測を材料に変動し、30日の終値は41.68ドルだった。
最近の原油の油種間スプレッド(価格差)をみると、12月にかけて進んでいたWTI安が修正されてきている。
もっとも、WTIの期近物は取引最終日が近づくにつれ、現物市場の荷余りなどに影響されて価格が下落する傾向が続いている。
なお、現在の期近物(2009年3月物)の取引最終日は、3月20日である。
一方、原油相場の先物カーブをみると、数年先にかけて先高感がある状態が続いており、先行き相場が持ち直すとの見方が根強いとみられる。
また、先物市場における投機筋のポジションをみると、足元では投機筋の買い超幅の拡大が一服する動きがあるが、商業筋も含めた先物の建て玉をみると、2008年10月頃をボトムにその後は増加傾向が続いている。
今後も、実体経済の悪化を背景にした原油需給の緩和観測は続くだろうが、一方で低価格による油田開発の停滞が懸念されるなど、足元の原油価格は中長期的に需給を安定させる水準を下回っているとの見方も根強い。
昨今、発表されている各産業における減産や工場の稼動停止は石油需要を減らす要因になろうが、一方で先行きが不透明なため石油を含めて原材料の購入が過度に手控えられた可能性がある。
そうした中、一部には、原油や石油製品の今の価格水準を割安とみた買いが出始めていると見受けられる。
景気の先行き見通しが一段と悪化するようなことがなければ、原油在庫が増加傾向にあっても、原油相場は底堅く推移する可能性がある。

リンクURL:http://www.pheedo.jp/click.phdo?i=6729e7d7d0c075dffbb37f40b5a82434 在庫が増加しても底堅い原油相場への外部リンク
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