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採用は5分で決める「一顔一決主義」(泥亀サバイバル〜金ぴか偉人伝・2)
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- (イラスト:茂本ヒデキチ) (前回から読む) 山下亀三郎は、他者の智恵「外智」と自らの判断力「内智」が経営を左右すると説く。他人の真似だけでもいけないし、オレ流の独りよがりでもダメ。バランスが重要だという。 では、山下自身の内智とは、どのようにものだったのか? 山下汽船は、別名「山下学校」と呼ばれたほど、多くの人材を輩出した。その人材育成に山下流の智恵が働いている。社員の採用も、ユニークだった。 亀三郎は、会社の草創期は故郷愛媛の「地縁」を頼りに社員をかき集めたが、事業が軌道にのると、大学卒の新戦力を積極的に登用している。 採用の核心をこう語った。 「わしのところは小僧上がりと大学の俊秀とを二つの柱として組織したい。
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