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NY時間に伝わった発言・ニュースなど
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2008/04/22(火) 05:45
【経済指標結果】
主な発表はなし
【発言・ニュース】
*トリシェECB総裁
インフレ期待抑制が理事会の最優先事項。
資金市場で期間が長めの取引にひっ迫感が残る。
金融機関に対するこの先のリスクは主にクレジットサイクルと逆の動きに 関係した物。
不秩序な不均衡の巻き戻しは、金融安定に対し、中期的リスク。
*パパデモスECB副総裁 直近の指標は中期的なインフレリスクが上向いていることを示している。
現在の高いインフレは2次的影響を生む。
成長は緩やか、マネーと信用の拡大が警戒。
景気については不確実性が強く、下振れリスクもある。
*ノワイエ仏中銀総裁 2007年に外貨準備を多様化した。
ドルは依然として外貨準備の主要な部分。
*ECB 79トン金売却によって外貨準備を拡大した。
2007年末時点の外貨準備は321億ユーロ。
107億ユーロが金とSDR。
外貨準備はドルが79.7%、円が20.3%。
円の比率上昇。
*ウェーバー独連銀総裁 非常に強い物価状況が当面続く。
賃金交渉結果は抑制の助けになっていない。
むしろ逆で原油や食品の高さも継続。
成長に減速リスクもマネーサプライは拡大。
物価はECBの許容水準を明確に超過。
物価に中期的に強い上振れリスク。
物価期待の抑制が最優先。
次期会合で金利が物価安定使命満たすか議論。
物価の十分な抑制が成長に貢献。
ユーロ高は今のところ懸念にならず。
ユーロ高は輸入価格を抑制し経済を安定。
*英中銀 国債と住宅融資債権をスワップする計画を発表。
流動性供給計画は当初500億ポンド前後の規模。
住宅融資債権と国債の交換期間は1年、合計3年間の更新が可能となる見通し。
*BBA 英中銀のモーゲージ証券支援策は革新的。
金融市場の圧力緩和に大きく貢献すると期待。
(BBA:英銀行協会) *キング英中銀総裁 流動性対策に上限は設定せず、500億ポンド超える可能性。
流動性対策で、順公的債務が増えることはない。
銀行は救済されているのではない。
流動性対策の目的は、銀行の問題から経済を守ること。
*ダーリング英財務相 英中銀の措置は、市場の信頼回復につながるだろう。
金融市場は混乱が続いており、通常の状態ではない。
最近の利下げは住宅市場と経済を広くサポートしている。
金融機関は損失の情報公開を始め、資本再生のための提案を 作成している。
*IMF 欧州の銀行、サブプライム関連でさらに430億ドルの損失も。
ユーロ圏の景気鈍化でECBには利下げ余地も。
ユーロは過大評価されている。
ユーロ圏のインフレ率は09年に2%下回る可能性。
東欧は景気減速に対し脆い。
(IMF、欧州経済見通しのレポートで) *田中IEA事務局長 石油価格はすべての人にとって高過ぎる。
石油価格は特に、発展途上国にとって高過ぎる。
*米財務省 今週に2年債、5年債の入札実施 米財務省は今週、2年債と5年債の入札を実施すると発表。
23日に2年債 300億ドル、24日に5年債を500億ドル実施する。
*バンカメ第1四半期決算 最終利益 12.1億ドル 1株利益 0.23ドル(ロイター予想0.45) 営業収益 173億ドル 貸倒引当金 60.1億ドル *ムーディーズ バンカメを格下げ ムーディーズはバンク・オブ・アメリカ(バンカメ)の長期上位債の格付けを Aa1からAa2に引き下げた。
格付けの見通しはネガティブ。
ムーディーズは、バンカメの資本状況が今年に入ってからの増資後もまだ 比較的弱いと指摘。
経営環境が厳しく、業績の見通しが暗い上、配当が 負担になっていることなどを考慮して格下げを決めたと説明した。
*米地銀大手、資本増強発表 7200億円、投資家から 米地銀大手ナショナル・シティ(オハイオ州クリーブランド)は21日、 70億ドル(約7200億円)規模の資本注入を受けることで投資家連 合と合意した、と発表した。
サブプライム住宅ローン問題で悪化した財務状況の改善が狙い。
米投資ファンドのコルセア・キャピタルを含む複数の投資家から 資本を受け入れる。
*シティG 60億ドルのハイブリッド債売り出し計画 シティグループは60億ドルの株式と社債の両方の特徴を併せ持つ ハイブリッド債の売り出しを計画していると一部通信社が報じた。

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