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【東京市場】日経平均軟調、リスク回避続く
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30日の東京市場では日経平均株価の大幅安を受けてリスク回避の円買いが続いた。
昨日からの流れを引き継いで、ユーロ円売りが執拗だったほか、豪中銀金利発表を来週に控えて、豪ドル円への売りもきつかった。
中値を挟んで円高推移が一服する場面もあったが、東京午後に入ってもリスク回避の流れは途絶えなかった。
米政府と金融機関側で、バッドバンク構想について交渉が難航しているとの報道もこの流れを後押しした。
◆日経平均は大幅安、リスク回避の円買いに ドル円は90.14レベルから89.19レベルまで軟調に推移。
バッドバンク構想が不安視される中、日経平均が軟調に推移し、円高の動きにつながった。
クロス円も総じて軟調。
ユーロ円は116.67レベルから115円割れまで、ポンド円は128.87レベルから126.69レベルまで下落した。
来週の豪中銀の利下げ幅を巡って思惑もある中、豪ドル円は58.78レベルから57.41レベルまで下げた。
ボラードNZ中銀総裁が利下げ余地に言及した中、NZドル円は46.31レベルから45.35レベルまで下落。
◆豪ドル/NZドルが軟調、豪大幅利下げ観測で クロス円に圧迫され、ユーロドルやポンドドルは軟調に推移。
ユーロドルは1.29台中盤から1.28台後半まで、ポンドドルは1.4300ちょうど付近から1.42割れまで下落した。
豪利下げ幅を巡って、豪ドル/ドルは0.65台前半から0.64台前半まで、豪ドル/NZドルは1.27台前半から1.26割れまで軟調推移。
NZドル/ドルはボラードNZ中銀総裁の追加利下げ示唆があったことで、0.51台中盤から0.50台中盤まで下落した後、豪ドル安・NZドル高にサポートされ、0.51台前半まで下げ渋り。

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