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【ロンドン市場】ドル円上下動、米指標控え様子見
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29日のロンドン市場は方向性に欠けた。
欧州株は大幅安となったが、円買いの反応は限定的だった。
ドル円は89円台後半から90円台後半で上下動に徹した。
きょう発表される米経済指標を見極めたいとの見方が強かった。
個別ではポンド買いが目を引いた。
市場では英系銀行の買い、アジア系中銀の買い、米系銀行の買いなど様々な憶測が出ていた。
材料難の中、比較的大口のポンド買いが入ったようだ。
◆ポンド堅調 きょうはポンドが堅調だった。
ポンド円は126円台半ばから128円台後半まで買われたほか、ユーロポンドは0.92台半ばから0.91台半ばまで売られた。
この間、ポンドドルは1.40台後半から1.43台前半まで買われた。
ブラウン英首相は融資の隙間を埋めるために銀行と協力、公共部門の借り入れは他の欧州諸国より小さい、我々の政策は回復と安定に向けているなどと述べていた。
◆フォード 政府融資を否定、強気コメント ロンドン市場後半にはフォードの決算が伝わった。
1株当たり損失は1.37ドルとなり、予想以上の損失だった。
08年通期では過去最大の赤字(146億ドル)を計上している。
また、同社は08年12月31日時点の手元資金が240億ドル、政府から繋ぎ融資を得る必要はないとコメントした。

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