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【東京市場】円安推移は続かず、リスク回避傾向根強い
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29日の東京市場では、昨日の海外市場で上昇した反動からドル円やクロス円は反落した。
ここ数日でリスク回避は後退していたものの、米企業決算や明日の米GDP発表を控えて警戒感が強かった。
米株価先物が軟調に推移したことも円高の手掛かりとなった。
一部のクロス円にリアルマネーの売り観測もあった。
東京早朝、米下院が8250億ドルの景気刺激法案を可決したものの、反応は見られなかった。
◆米株価先物軟調 ドル円、クロス円は反落 ドル円は90.64レベルから89.65レベルまで軟調に推移。
前日までの円安推移の反動が出たほか、米株価先物の軟調推移も圧迫材料だった。
クロス円も反落。
ユーロ円は119.29レベルから117.60レベルまで、ポンド円は128.98レベルから126.88レベルまで下落した。
クロス円が軟調に推移した中、ユーロドルは1.3177レベルから1.3081レベルまで、ポンドドルは1.4271レベルから1.4116レベルまで下落。
ユーロ高・ポンド安推移もポンドドルを圧迫した。
NZ中銀が市場予想の1.00%利下げを上回る1.50%利下げに踏み切ったことで、NZドル/ドルは0.5250レベルから0.5142レベルまで下落。
豪ドル/NZドルは1.2798レベルまで上昇し、昨年8月8日以来の高値を更新した。
◆米下院、8250億ドルの景気刺激法案を可決 米下院で8250億ドルの景気刺激法案が可決された。
レイド上院議員(民主党)によれば、8250億ドルの景気刺激法案に関する審議は、来週月曜日からの開始を期待していると述べた。
共和党側と合意に向けた議論を行い、出来る限りはやい成立を目指すとのこと。
来週末を目処に上院で同法案を通過を目指しているとも語った。

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