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【ロンドン市場】株価大幅高、円安は限定的
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28日のロンドン市場は様子見が優勢だった。
米国の不良資産買い取り構想への期待で米欧株価は大幅高となったが、リスク回避懸念の緩和を背景とした円売りは限定的だった。
FOMCを見極めたいとの見方が強く、取引は閑散としていた。
ドル円は88円台後半から89円台前半でほぼレンジ取引。
◆ポンド堅調 イベント前にショートカバー きょうはポンドが堅調に推移した。
ポンド円は126円台半ばから128円付近まで買われ、ユーロポンドは0.93台半ばから0.92台半ばまで売られた。
FOMCの結果発表前にショートカバーが進んだ模様。
景気悪化、政府債務の急増など英経済を巡る環境は厳しいが、今週26日には英銀大手バークレイズが強気の業績見通しを発表した。
急速に進んだポンド安の反動が出ているようだ。
◆KOF先行指数、スイス経済の悪化を確認 きょう発表されたスイスKOF先行指数は-0.87と、過去最低を記録。
市場予想の-0.50を大きく下回り、スイス経済の悪化を確認した。
ロート・スイス中銀総裁は、「スイス経済が2010年に回復するという証拠は今のところ見当たらない」と悲観的な見方を示している。
なお、スイス売りの反応は発表直後に限定され、一時的にとどまった。
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