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【ロンドン市場】円安一服、リスク再認識で
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27日のロンドン市場は株価動向を睨んでの取引となった。
欧州株の寄り付き前は円安が進行。
ドル円は89円台前半から90円付近、ポンド円は125円台半ばから127円台半ば、ユーロ円は117円台半ばから119円台半ばまで上昇した。
独シーメンスが強気の業績見通しを発表し、リスク投資に対する不透明感が緩和した。
ただ、欧州株がまちまちで寄り付くと円安は一服した。
ドル円や資源国通貨が売られ、欧州通貨も次第に勢いを失った。
英独仏の株価指数が一時1%超下落し、リスク懸念が再燃した。
ドル円は89円割れ寸前、ポンド円は125円台前半、ユーロ円は117円台前半まで売られ、ロンドン前半の上げ幅を帳消しとした。
◆1月のIfo景況感指数、8ヶ月ぶり改善 きょう発表された1月のIfo景況感指数は83.0と、8ヶ月ぶりに改善した。
市場では景気回復の兆しを示すとして好意的に受け止める向きもあったが、Ifo経済研究所のエコノミストはトレンド変化の判断には3ヶ月連続で景況感が改善する必要があると述べるなど慎重な見方を示した。
指標発表直後は景況感の改善が好感され、ユーロ買いが進んだが、株安でリスク懸念が再燃するとユーロ買いは縮小傾向に転じた。

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