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ポンド下落の背景にある英国経済の憂鬱
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先週末(1月23日)、外国為替市場では英国の通貨であるポンドが大きく下落しました。
ポンド円は一時、1ポンド=118.84円と、1973年の変動相場制以来、史上最安値を更新しました。
2007年7月、ポンド円は1ポンド=250円台を付けていますので、現在のポンド(対円)の価値は、1年半前の半分以下になったことになります。
ポンドがここまで下落した理由は、英国銀行の予想をはるかに超えた巨額の損失です。
英国銀行大手のロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)は、1月19日、2008年通期の決算で、最大280億ポンド(約3.3兆円)の損失を計上する可能性があるとの見通しを示しました。
英国企業としては、過去最大の損失です。

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