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【ロンドン市場】ポンド急反発、英金融不安緩和で
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週明けのロンドン市場ではポンドが急反発した。
英銀大手バークレイズは26日、追加の資本増強計画がないと発表。
同社は2008年の通期決算が53億ポンド以上の黒字となる、決算発表の日時を2月17日から2月9日に前倒しすると述べた。
この発表が好感され、英国の金融システム不安が緩和。
英国株を筆頭に米欧の主要指数が揃って上昇に転じた。
ポンド円は120円台前半から124円付近まで、ポンドドルは1.35台半ばから1.38台後半まで買われた。
ユーロポンドは0.9500付近から0.93台半ばまで売られた。
◆円売り進む、リスク回避一服 円相場では円売りが進んだ。
ドル円は88円台半ばから89円台半ばまで、ユーロ円は114円台前半から116円付近まで買われ、東京市場の高値を塗り替える動きを見せた。
英金融不安の緩和がリスク回避的な円買いを一服させた。
追加損失による業績不安や増資観測が払拭されたため、バークレイズ株は急騰。
上昇率は一時50%に達した。
◆米キャタピラー 業績不振で2万人削減 ロンドン市場後半に米キャタピラーの決算が伝わった。
第4四半期の1株利益は1.08ドルとなり、予想1.30ドルを下回った。
同社はリストラ策として従業員の2万人削減を発表した。
発表後、米株価指数先物は小幅高水準から下げに転じた。
ただ、弱い決算に対する為替市場の反応は限定的だった。

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